trumpet×xylophone
『あの子は、自分が性同一性障害やっていう事、知ってるん?』
『うん。薄々気付いてるみたい。
お母さんとお父さんは、言いにくくてまだ言ってないみたいやけど。』
『そっか‥。』
あたしは、本条を腕の中に包んだ。
いつも頼れてあたしが凹んだ時に支えてくれる本条が、逆に愛しく見えた。
『しつこいと思うけど、あたしは本条が嫌になる事、何にも言えへんから、言ってみて。』
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