エンジョイッ!!
オレは友達と遊んでたんだ。すげー楽しくて。盛り上がってたんだよ。そしたら急にな。何の前触れもなくて。マジで急だった。

『だった』と過去形なのは済ませたからだ。作者の用事をな。

それで、友達と盛り上がってたときに、急に感覚がなくなっていったんだ。
何が起きたのか分からなかった。だって感覚とともに視覚もなくなってきて、
聴覚まで駄目になった。

あの時は死ぬのかと思った。『あ~これが死』かって思ったぐらいだぜ。
まぁ、結果は違ってたけどな(笑)

助けを求めるに求められなくなってしばらくしたら、急に声がしたんだよ。
聞いたこともない声がな。

~~~回想~~~

ゆさゆさゆさゆさ。
誰かがオレを揺らしてるらしい

「起きて~ねぇってば。」

誰だろう・・・?

…………ってかオレ生きてる?

ゆっさゆっさゆっさ。

あれ揺らし方が大きくなった?

…………ゆっさゆっさ……ドカッドカッ。

…………ドッカンドッカン。

「起きて~」

「起きろ~~(叫)」

だぁぁぁ。いてぇ。だんだんひどくなっていくし。
ゆっさゆっさ。はいい。ドカッ?ドッカン?
明らかに人間のやることじゃねぇ。
でも声の主は女。はて。

「むぐぅ。」

%$#&?!
いまのオレが出した声か?なんちゅー声だよ。
むぐぅってなんだよ。

「あ。起きた。」

自分の声に驚たので、目が覚めた。

……自分の状況が分からん。

ってか目の錯覚だろう。

オレはなんども目を閉じたりあけたりしている。
何度もやっても同じ光景しか見えん。

「どうしたの?変な行動して。」

女は不思議に思ってかオレの顔をのぞいてきた。

「にょ?」

はぁ……?!なぜだ?
いまの(にょ?)は俺が出した声だ。

「にょにょにょにょぉ~~~~~~?!!!(混乱)」

なぜだぁ(泣)にょしか言えん。
にょにょ言いながら俺は両手・両足をばたばたさせた。

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