【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
「袖、逆につけないでくださいよ。」
「失礼な。」
「それ逆。」
「え?」
「あははは。」
「そこは三つ折りぐけです。」
「それってどうやるの。」
「こうです。」
「なるほど。」
それはもう鶴の恩返しのツウのように
一生懸命、機を織るじゃなくて浴衣を縫った。
「よし完成。」
私が出来上がった。
アイロンのスイッチを入れ、準備をしていると
「よし、完成。」
由香里さんも出来上がった。
2人で笑いながら袖を通してみた。