【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん



「結衣ちゃん。」

小百合さんが催促するような顔をするから


「お母さん。」って抱きつくと


「もう今日はこれで満足やわ。」なんていうから大笑いだ。


三浦さんが戻ろうとすると


「三浦、どこ行きよるん。川崎もおるんやし三浦もおったらええやろ。」


「そうや、結衣ちゃんとおる時の三浦の顔見とるの面白いんよ。」


小百合さんがからかうように言いながらも三浦さんの腕を引き


部屋の中へ招いた。



八重さんも小百合さんも私の大事な三浦さんを同じように大切にして下さる心使いが嬉しかった。



それから、極道の4姉妹は今朝の出来事をあれこれ笑いながら話し


私の極道の姐さんの着物の話しには、八重さんが涙を流して笑っていた。



でもその中で粋にみせる着方はあるけれど


表ではなく裏で支える人間ならば普通でいいと教えてくれた。



「うちは、出張るの好きやからな。派手な着物きてた時期もある。」


そんな言葉に大笑いだ。





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