貴方に魅せられて
「辛かったわね。麻衣ちゃん。
でも、よくがんばって
気持ちを伝えたわね。」

そう言う由香里さんは
いつもの無邪気な由香里さんではなく
母の顔をしていた。

「翔ちゃんが女の子をそんな風に
思っていたなんて…
麻衣ちゃんを受け入れる資格がないって
思っても仕方ないと思うわ。
確かに
あの子が今までして来ていることは
普通じゃないもの。
ごめんなさいね。
結局麻衣ちゃんを傷つける形に
なってしまったわね。」

そう言って優しく頭を撫でてくれる。
私は慌てて頭を横に振った。
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