星廻り【短編】



そしたら川島くんが

わたしのところに来てくれた


すごく心配してくれた


きっと今わたしは
ひどい顔をしているのだろう


でもこの優しさが怖くて

嘘だったらと考えてしまう自分がいた


気づいたら川島くんのことを

避けてしまっていた


川島くんだって

わざとわたしに大会のことを

伝えなかったんじゃなくて

言いにくかっただけだろう



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