わたしは好きな人が二人います
〈翔真編〉
俺もゆなんちに行くと聞かない隆平を後にして
家からすぐのゆなの家にむかった。
いつも通りにチャイムを鳴らすと
ベリーショートの似合うゆなのお母さんがニコニコしながらでてきた。
「あ!翔真!ゆなはきっと寝てるけど、まぁ入ってって!」
すぐに通してくれる。
自分の娘が
寝ているのに気にもしないのだろうか。
俺だから、ゆなに何にもしないと
思っているんだろうけど
一応、育ち盛りの男。
頭の中は
エッチのことでいっぱいの奴だっているんだから
ゆなママも気を付けてほしいもんだ。
と、一人でうんうんと頷きながら
ゆなの部屋にむかった。