16歳のママと18歳のパパ〜消えた命〜

叶都と座った。

…どうしよ。

「…」

「…」

きっと、分かってるよ、ママもパパも。


「…」


どれくらいかな、時間が経ったのは。

きっと10分や15分くらいだと思う。

でも、私たちには長く感じた。


ようやく、口開いた。

「…いきなりなんですが…話があって…」

叶都が言った。

叶都…。
私は、見守るしか出来なかった。
叶都に任せっぱなしでいいのかなんてわからないけど…
結婚を認めてもらうには、叶都からだと、勝手に思ってた。


< 12 / 37 >

この作品をシェア

pagetop