孤独な黒猫. I need you....
3日目

悪夢


「あなた!!いい加減にして!もう、生活が不自由なのよ!?」



「うるさいっ!!俺が働いた金なんだから、どう使おうが俺の勝手だろ!?」



…耐えない口喧嘩。

子供の時はまだ幼かったから、意味は解らなかった。


今なら解るよ。
最低な父親だった。

女と出て行った。それぐらい大体予想がついていたよ。


お墓参りなんか一回も行かなかったもんね。


まさかこんな昼ドラみたいな展開が自分の家庭の中にあるなんて思いもしなかったよ。


子供の頃の幸せな記憶がない。


あぁ…いやな記憶。




「…っ!!」
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