孤独な黒猫. I need you....
「もー、朝はテンション低いなぁ…」
「……いつものことでしょ」

彼女は
空 星利夏(そら せりな)
はっきり言って、顔は可愛いし
明るい子だからすごくモテる。

いつも隣にいる私が霞むくらいに。
だから、時々妬ましくなる。

彼女には、いつも元気をもらっているし、かけがえのない親友だ。

でも、その反面私は嫉妬している。

あぁ、嫌だな………

「…な、愛夏!!」
「……なによ。」
「んもーボーっとしすぎだよー?」
「考え事してた。」

そんな会話をしてたら学校についた。

「あ、ねぇねぇ。今日転校生がくるんだってー!!」
「へー…って、え!?」

私そんなの聞いてないよ??
「あー!!やっと驚いてくれたー♪」
「そーゆー大事なことは先にい言ってよ」
「そっかぁ、じゃついでに言うとさ…」
「?」
「今日、私日直なんだー♪」
「馬鹿!!遅れちゃうじゃない!!早く行くよ!!」
「はーい」

ほんっっっとに、馬鹿!!
それ、先に言わないとダメでしょ!!

まぁ、なんとかまにあったんだけどね…

おかげさまである意味、目が覚めたよ。
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