貴方に魅せられて2
いつも外で待ってくれているのは
宮城さん。


本家に通うようになって
また宮城さんが
私の送迎をしてくれるようになった。


宮城さんの顔を見ると
解放されたという
実感がものすごく沸く。


「麻衣様、いかがですか?
花嫁修業は。」

宮城さんはハンドルを握りながら
老け込んでいる私に尋ねた。
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