貴方に魅せられて2
翔平さんがちょっと怖かった。



食事に誘われたこと…
言わない方がいいのかな…



そんな話をできる雰囲気ではなかった。

私はお兄様の話題は出さない事にした。





恐る恐るリビングに入り


「お弁当…食べる?」


と聞いてみた。


「食う。腹減った。」


さっきの翔平さんは
見間違いだったかのように
優しく笑ってくれた。

ほっ…
< 175 / 247 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop