★甘えん坊な彼★~夢璃争奪戦~
「用があって電話したんだけど。

用もなく
アンタになんか電話しないわよっ!」

あぁー…!
ムカつく!

「夢璃の事でね!」

えっ………?

「何それ?」

俺は聞いた。

「これ以上、可愛い夢璃を
振り回してもらうと、私も困るの。

夢璃には、
はっきり決めて欲しいから。

だから、明日告ってね。
拒否権なし。これ、義務。」


――ガチャっ

え……?
困るのこっちですけど…。

「告白っ…!?
夢璃にっ!?俺がっ!?」

興奮してる俺。

…ヤバいだろ。

どうやって……。


明日、

俺が、夢璃にどうやって告白しようか
徹夜して考えたのは、言うまでもない。

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