未来からの贈り物




屋根の上で皆の帰りを待っていた。


一刻程ボーッとしていると、隊旗を掲げた浅葱色の羽織達が帰って来た!!!


莉奈は屋根から飛び降りて、芹沢達と解散したのを確認し……総司に飛び付いた。


莉奈「お帰りっっっ!!!」


総司「ただいま。良い子にしてた?」


莉奈「皆のおにぎりと味噌汁作って待ってた!」


左之「それは有難い!!!」


土方「フッ!本当に良い子にしてたんだな!」ナデナデ


総司「暑いから……離れようか……」


莉奈「つれないねぇ〜…」


莉奈が総司から離れると平助に抱きつかれた


平助「ただいまぁ!!!」


莉奈「お帰り!」ナデナデ


平助「子供扱いすんなっっっ!!!」


莉奈「可愛いね…平助!」


平助「お前より年上だぁ!!!」


莉奈「お疲れ様でした!組長」


平助「うん!」ニコッ!


やっぱり可愛いじゃないかっっっ!!!


土方「こいっ!」土方は莉奈の腕を引っ張り部屋へ戻った


莉奈「お疲れ様でした」


ギューーーーーーー!!!


土方は襖を閉めると莉奈を抱き締めた。


土方「あぁ……」


莉奈「門で一悶着あったでしょ」


土方「あぁ……。っっっ!!!まさかお前……着いて来てないよなぁ〜?」


莉奈「フフフ……さぁ……?どうでしょう……?芹沢さんが鉄扇使って門番と言い争ったなんて事実は知りません!」


土方「……………………………。
着いて来たのか………?」ギロ!


莉奈「冗談ですよっ!着替えて下さい!おにぎりと味噌汁持って来ます」


土方「あ……あぁ……」


莉奈は土方のおにぎりと味噌汁を取りに行った………


土方「……………………………。本当に着いて来てねぇよなぁ…………?」


一人呟きながら着替えた土方だった。



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