未来からの贈り物




莉奈「可愛すぎるでしょ」


平助「いやいや……俺のが可愛い」


莉奈「平助とは違う可愛さなんだよ」


総司「男としてそれは恥じゃないの?平助……」


山南「平助は男らしさを兼ね備えた可愛さが魅力なんですよね」


平助「その通り!」


晋作「ふっ!」


莉奈「はぁ〜〜〜〜〜〜……」


晋作「お前は可愛いよ!!! で!沖田はいつまで抱き合ってんだ」


総司「離れるつもりも無いんですが」


莉奈「珍しいね……」


総司「この面子なら……」


莉奈「いつ誰が来るか分からないよ?」


近藤「父上の前で…………………」


総司「近藤さんの息子になれて嬉しいです」


莉奈「良かったね!総司」


晋作「これからどうすんだ?」


莉奈「降伏はしない。最後の一人になっても……。約束したからね!」


晋作「江戸の方も大変らしいな」


土方「まぁ。こっちが落ち着いたら行くだろうな」


莉奈「広島や大阪は?」


土方「大阪城は火を放たれたぞ」


莉奈「……………………………。
家茂をこっちに置いといて良かった」




………………………………




戦中の休憩は、心身共に休まる時間。


この少ない時間がどれだけ貴重で癒されるか………


土方「総司。ヤヤコはまだ作るなよ!
今莉奈が抜けると困るんだ」


総司「いつから聞いてたんですか!!」


近藤「そんな事はどうでも良い!ヤヤコは戦を収めてからだぞ!」


総司「早く欲しいのに……」


土方「莉奈はこの戦には必要だ!!」


総司「子孫繁栄も必要ですよ?」


近藤「だから戦を収めたら幾らでも作れ」


玄瑞「俺の兵、先に江戸行っとくか?」


土方「いや。京が落ち着いてからだ」


莉奈「横浜は大丈夫?」


土方「まだ外国船は戻ってない」


莉奈「良かった」



ーーーーーーーーーーーー



天狗党の変が起きなかった為、七月に入り、水戸から天狗党が千もの軍勢を引き連れ、御所前を占領した


過激派尊皇攘夷である。


頼みの綱である一橋慶喜、孝明天皇は最早敵。怒りの矛先は勿論こちら側だ。


桂小五郎や久坂玄瑞も天狗党に関わりがあった為、寝返ったっ恨みを持たれ、それを纏めた莉奈に対しては殺意しかない。


総司「莉奈は御所から出すべきではないっっっ!!! 確実に殺される!!!」


土方「俺もそう思う」


近藤「慶喜公、莉奈、晋作、玄瑞は御所内で警護すべきであろう!!!」


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