未来からの贈り物




晋作「……………………………。」


慶喜「降伏するか……死ぬか……選ばせてやる」


伊東「降伏はしません」


土方「死ぬんだな? そうか……。
てめぇが死ぬのは史実通りだっっっ!!!」


慶喜「他の者はっっっ!!! 降伏するなら今のうちだっっっ!!!

悪いがもう終わりにする!!! 意味は分かるかっっっ!!! 天狗党と同じく一掃するっっっ!!! 捕縛はしないっっっ!!! 待つのは死のみだ!!!」



シーーーーーーーーーーーーン………



慶喜は馬上で刀を振り上げた


慶喜「幕軍っっっ!!! 大砲用意!

連合軍、構えーーーーーー!!!


撃てぇーーーーーーーーーー!!!」


ドーーーーーーンッッッ!!!




ーーーーーーーーーーーー




莉奈「(ビクーーーーーー!!!)」


始まった……。あぁ……落ち着かない!


莉奈「厠行って来ます」


家臣「お供します」


莉奈「結構ですっっっ!!!」


家臣「本日だけはどんなに罵倒されようが着いて回ります。何処に行こうとも!」


莉奈「じゃ……じゃあ……ちょっとだけ屋根に登りたいんだけど……」


家臣「………………………………。
厠では?」


莉奈「落ち着かないから外の戦況が見たいだけです」


家臣「今日だけはダメです」


莉奈「くっそムカつくっっっ!!!」


家臣「ありがとうございます」


莉奈「えぇ?」


家臣「収めてくれたんですよね?」


莉奈「……………………………。
はいはい。分かりました。出ません」


家臣「ありがとうございます」


莉奈「私より年上なんだから敬語使わないで下さい」


家臣「そうですか……。 では……。
黙って座ってろ」ギロ


莉奈「…………………………。はい」


天皇「莉奈。今日だけは大人しくしてくれ」


莉奈「……………………………。はい」


みんな無事だろうか………。


百人越えと言うことて、銃撃戦と言うことは……死者0は無理だろう……。


天皇「泣くなよ?」


莉奈「はい」パチパチパチパチ

マッハで瞬きをする莉奈


天皇「戦況を悪化させるな」


莉奈「はい」



ーーーーーーーーーーーー






< 463 / 519 >

この作品をシェア

pagetop