私が好きなのはキミだけだから。



初めは信じられなかった



だって、そう言われた日の前日も、大翔は私のことをぎゅっと抱きしめてキスしてくれたから


あの優しい声で、めいって呼んでくれたから………




だから、大翔に聞いたの



「私を好きだって言ったのは……嘘だったの?遊びだったの?」



そうしたら、大翔は言った



「めいのことは本当に好きだったよ。だけど……それ以上に好きな人ができたんだ。めいのことは、もう妹以上には思えない」




そして大翔は高校を卒業して、京都の大学へ行くと言って家を出て行った





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