私が好きなのはキミだけだから。



「あ、うん…
支えてくれて、ありがとうございました。」


そう言って頭をさげた。



「全然いいよ。
急に出て行くからびっくりしちゃった。」



優しそうな笑顔でそう言ってくれる彼

やっぱりなにか引っかかるんだけど…


そんなに悪い人ではないのかな?


「ちょっとね……ごめんね?」


「いや、大丈夫!
これから、よろしくね?」


「うん、もちろん!」


もしかしたら、仲良くなれるかもしれない……



そんな淡い期待を抱いていた。


< 26 / 257 >

この作品をシェア

pagetop