私が好きなのはキミだけだから。



え、ほ、ほんとに……?



「ほんとに私なんかでいいの?」



私なんかより可愛い子はいっぱいいるのに……


すると、棗は私の目をみて





「めいでいいんじゃなくて、俺はめいがいいの」





と言ってくれた




どうしよう……そんなこと言われたら、顔真っ赤になっちゃうよ



心臓がドキドキしすぎてやばいよ……




「めいは誰がいいの?」



私?

誰がいいかなんて、そんなの1人しかいないよ





「私も……棗がいい」





そう言うと、棗はやさしく微笑んで



「じゃ、決まりだな」



と言った。


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