私が好きなのはキミだけだから。


え、え、なになに!?


女の子の尋常じゃないほどの悲鳴に驚きながら、それが聞こえたドアの方を見てみると、


そこには一人の男の子がいた。


周りの女の子よりもずっと身長が高いから、私の席からでも顔が見える。



綺麗な茶色の髪は無造作にセットされていて、大きな瞳と薄い唇……


いわゆるイケメンという部類の入る。


しかも、そのトップレベルのかっこよさだと思う。

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