私が好きなのはキミだけだから。


そして放課後、



「めいー、いくよー」


「うん!」



服買うの久しぶりだから楽しみだなー♪



「めい、どっか行くの?」



「梨花と服買いに行くの。だから今日は先帰っていいよ」



「ん、分かった。気をつけてな」



頭に手をぽんと置いて、棗はそのまま帰ってしまった


帰りはいつも棗が家まで送ってくれてたから、なんか変な感じ……




「いいなー、上原さん。棗くんとラブラブじゃん」


周りを見ると、クラスほとんどの子が私の方を見ていた



てことは、さっきのも見られてたってこと!?



恥ずかしすぎるよ……!



「梨花、早く行くよ!」



この空間に耐えられなくなった私は梨花を連れて教室をでた



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