誠へのミチ

弥生「満月の今晩…あたしの風貌は確かに鬼の姫でした。沖田さんや1番組の隊士達は全員見てます。」




土方「総司どうなんだ」




沖田「はい…銀色の髪、真っ赤な瞳…額からでてる小さな角…あの風貌は確かに鬼のものだと思います」




真っ直ぐに土方さんを見ながら話す沖田さんはどこか切なそうで…

きっとあたしに恐れを…感じてることだと容易に想像できた。




近藤「その鬼の風貌をしていた弥生くんは自我がなかったのかい」



ずっと黙っていた近藤さんが
口を開いた



沖田「いえ、自我はしっかりとしていました。」



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