誠へのミチ

22,


みんなと笑って過ごしていると早かった
今日は…あたしが消滅する日

自分の体だからわかる
いつ消えるのか


だから…せめて最後は





ゆっくり目的の場所に足を進めた
目の前の襖に向かって声をかける





弥生「土方、さん」





土方「取って、付けたような“さん”はいらん。まぁいい、なんだ入れ」





相変わらず仕事机に向かってこちらを見ず筆を進める土方





弥生「土方…お願いがあります。」





土方「なんだ、改まって」





そう言うと土方はこちらを向いて目を見開いた



< 274 / 300 >

この作品をシェア

pagetop