誠へのミチ


弥生「ん…また、あの夢…まだ夜か」



何時間寝たんだろ…
きっと3時間も経っていないだろう


沖田はグッスリ寝て小さい寝息を立てている


そっと布団を抜け出し外へと足を運んだ



見上げた空には恍惚と輝く月とそれをひきたたす星屑たち…



弥生「ねぇ…あたしはどうして生きてると思う?」



そっと呟いた、その一言に応えてくれる人はいなくてただの空気へと変わった



そのまま柱に寄り掛かり
膝に顔を埋めてまた意識を飛ばした



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