運命のシンデレラⅠ
秋「いや…知ってるってか、名前が似てる奴がいんだよ。
“佐藤凛桜”って奴。」


藍「りおとりな?確かに似てるな…俺の聞き違いか?」

秋「お前…ソイツお前の後ろの席の奴だぞ?」


は!?

藍「あんなに美人だったら気付くだろ!」


秋「だよな?しかもソイツすげぇ地味子だぜ?お前の記憶にねぇのもわかる。」


は?つーことは同一人物じゃねーのか?

藍「りな、は地味子じゃねーよ絶対。」


秋「だよなぁ、見たことねぇけど。流石に初恋、一目惚れの相手が後ろは気付くか...」

あたりめぇーだろ!
残った可能性は...


藍「もしかして、いとことか?」


秋「そうかもな。とりあえず明日会ってみれば?」

藍「あぁ、なんで明日なんだ?
今日じゃダメなのか?」

早く彼女に会いたかった。

秋「あぁさっき、教室にいた時休みとか言ってたぜ?」

そうか…

りおとりな


謎しかねーな。





藍斗も秋人も超美人のりなと地味子の凛桜が同一人物とは夢に思わなかった。


ガラスの靴を置いていったシンデレラを探しています。




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