運命のシンデレラⅠ
「え?私の歌が綺麗?大丈夫ですか?よったんじゃないですか?」

彼女は、心底ビックリしてるのか、ネガティブ全開で否定してきた。


「いや俺未成年だし。まじでうまかったし。歌手じゃねーの?」

「わ、私が歌手なわけないです...」

彼女は、しょんぼりしてるが、それ小動物みたいで可愛い...

「俺は、才能あると思った。事務所紹介してあげるから、デビューしなよ。」


「へ!?私の歌うまくないし、それに、家業をつがなきゃいけないんです..」

家業、とゆうことはどっかの会社の社長令嬢か…

「それは残念。折角、才能あるのにな。」
俺は本気でそう思った。

「ふふっ、いいんです。それに、この世界は嫌いじゃない。」

彼女は微笑みながら言った。
俺は、ドキッとした。
彼女の微笑みはとても綺麗だったのだ。


「お、俺はlovelyの次期社長だ。」
俺はドキドキしながらいった。

「そうなんですか!?有名ですよね、lovelyって!」

「君も次期社長なんだろ?どこの会社だ?」

「私は...lovelyの次期社長に申せる程ではあるません。」


「そうか。何歳なんだ?」

「ふふ、」

彼女はまた笑った。 やっぱり、月明かりに照らされている彼女は美しくかった。
「なんで笑った?」俺はなんで笑ったのかわかんなかった。

彼女はまた微笑みながら、
「だって、さっきから質問ばっかなんですもの。」
と彼女はイタズラする子供みたいに無邪気に笑った。

あぁ…

俺は、分かったんだ。

なんで君がこんなに気になるのか。

俺は、君に


一目惚れしたんだね。



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