君の光になりたくて。
やべ、照れるって。顔赤くなってねー

かな。

「本当ですか⁈

私だったらいつも今日の時間帯に電車

にのるのでぜひ会いにきて下さい」

「いいんですか⁇」

「ふふっ。もちろんですよ!」

俺は真っ赤になったであろう顔を思わず

府せた。見られたら恥ずかしいから。

「あ‼それと…よろしければ…電話番号

とメアド教えていただけませんか⁇」

ま、まじで⁈府せていた顔を思わず思い

っきり上げた。

「もちろんです‼」

そうして、電話番号とメアドを交換した

。俺の電話帳に増えた、名前にドキドキ

した事がばれないように平常心をたもっ

ているつもりだけど…ばれてないよな⁇

「あ!そろそろ本当にいかなきゃ!

あの、それじゃまた!」

「あ、はい!また。」

杏が学校へと走って行く後ろ姿を見送っ

てから俺も学校へと向かった。

胸のドキドキはまだおさまらない。

そりゃそうだよな。…俺の初恋だし。

初…恋。…初恋かぁ…。

なんだか、新しい事が始まる、そんな予

感がした。
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