悲恋詩集




あたしは泣き虫で、いつも、なみだを拭ってもらうばかりだった。




優しく微笑んで、「泣くなよ」って。








でも今は。





どれだけ泣いたって、このなみだを拭ってくれるあなたは




もういない。






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