芸能人とスキャンダル!?―ありえない恋―
「こんな事・・・、笑美ちゃんに言っても仕方ないんだけど。」
いや、あの・・・仕方ないって言うか、何て言うか・・・。
「オレンジジュースのお客様?」
空気も読まず、割り込んでくる店員。
「・・・。」
私は、モヤモヤした気持ちを、ジュースにぶつける様に、がむしゃらに飲んだ。
「何で・・・、何で別れたんですか?」
「・・・。」
しまった。こんな事聞くんじゃなかった。
「寂しかったから。ほら、仕事が仕事だから、ファンの人も大切にするし、時間の都合もつかないし。」
あ・・・。私がよく思う事だ。全部・・・、
「私には、それが我慢できなかった。」
何か・・・、分かる気がする。
混乱するような話しなのに、この時だけは、すんなりと頭に入って来た。