あの日未来で交わした約束をあなたは今も覚えていますか?
「まぁ、今日からお前にはここ(屯所)の家事などを行ってもらう。」
「え?」
家事…?
ってどういうことですか?土方さん。
「ここは男所帯で女中もいないから前から困っていたんだ。」
男で家事が出来る奴なんてそうそういねぇだろ?と土方さんは続けて言った。
確かに…あたしの時代は育メンだのなんだのいるけどこの時代は女の人が家事をするのが当たり前だし…。
「……………。」
あれ?何か沖田さんの顔が蒼いような…。
「沖田さん……?」
「花………料理苦手じゃなかったっけ?」
「まぁ~昔のあたしの料理は殺人並みだったらしいですけど…。それは子供の時ですし…お母さんに鍛えられたんで今では誉められるくらいですので大丈夫です!」
「そうなんですか…良かった。」
ん?沖田さん今“苦手じゃなかったけ?”って言ったよね?ということはあたしが昔料理下手だったってことを知ってるの……?
もしかして…沖田さん…。
「沖田さんって……あたしと知り合いですか?」
「まさか!!第一違う時代から来た人と知り合いなわけないじゃないですか。さっきのは言葉の過です。」
…そっか、確かに……そうだよね。
そんなわけ…ないか。
あたし、どこかで期待してたのかもしれない。
沖田さんが宗次郎なんじゃないかって……。
だとしたら色々と辻褄も合うし…。
そういえば昔、よく宗次郎に作ったお菓子をあげたな~。
そのたび宗次郎は顔を蒼くしてたっけ…(苦笑)。
それでも宗次郎は美味しいって言って全部食べてくれたんだよな。