春河家は今日もドタバタです。


「あ~っ・・・疲れた・・・。」


会議を終えた閻魔大王は、ぐったりしている。机にうつぶせになりながら「帰りたい・・・お外に出たいです・・・。」とうわ言のようにつぶやいている。



「まだ“退庁時間”ではありません。それに、まだ仕事が残っております。」



清澄は、そういいながら閻魔大王の机の上にどっさりたまった書類を置く。


「あぁ・・・(泣)」
「このあとは、裁判の時間です。それまでにこの書類にお目通しを。」
「う~・・・凛香~(泣)」



泣きそうな声でそうつぶやきながら書類に目を通す閻魔大王だった・・・。


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