【続】俺を嫌いになればいい。





横目でチラッと後ろを見ればまだ床に膝を着いたままの廣木君がいた。



その項垂れる姿にまたグッと押し寄せる悲痛の波。



それでもわたしは今、廣木君に声を掛けれることは許されない。





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