【続】俺を嫌いになればいい。
そして俯いていた顔をあげて飛鳥を睨む。
わたしが怒ることなど滅多になく、寧ろ飛鳥に怒ることは初めてで目を見開かれた。
「…別れようとか言いながら、わたしに会いに来こようとしたんじゃないの?」
「…それはそれだ。頭ぶつけたら頭冷えた」
「なにそれ。結局わたしのことは好きなの?嫌いなの?どっち?」
「…とりあえず落ち着け。静かに怒るお前が怖い」
「怖いのはわたしだよ!」
ベッド脇でしゃがみこみ、額を布団につける。