【続】俺を嫌いになればいい。
「糸永さんなら飛鳥にお似合いだし、」
「び、美男美女じゃん」
「い、糸永さん可愛いしね!」
「っう、うん」
「お幸せに!」
「ま、またね、糸永さん!」
そう言ってキャッキャッと走り去る女の子達。
その後ろ姿を、残されたわたし達はポカンと見届ける。
最後は飛鳥に目もくれず、何故かわたしだけをチラチラ見つめていた。
訳が分からず同じクラスの飛鳥を見上げれば、どこか複雑そうな顔をして舌打ちしていた。