マンガみたいな事が起きました。*続*
「なぁ、お前って将来何になりたいの?」
そう聞くと速攻で返事が返ってきた。
「教師!俺は絶対に教師になる!」
わかんないと言って泣きついてきたくせに、夢を語るこいつの目は光っていた。
「それなのに、こんな俺から教えられてるって……」
実際、俺は学部の中でまあまあいい成績だった。
「だって仙崎、お前の説明すっげーわかりやすいから!!」
こいつ、何でも速攻返事派か。