マンガみたいな事が起きました。*続*

「べつに許したわけじゃないからね!」


「はいはい」


「渉のせいで回る時間減ったし…」


「はいはい」


「それでも…渉とケンカしたくないから。最後まで楽しみたいから…」


「うん、俺も」


国際通りを練り歩きながら、
今朝起こした後の情事について揉めていた。


「時間ないってわかってても求めてしまってごめんな?」


そんなのあたしだって……


「あたしも拒めなかったもん…」


だから渉ばっかり責めてるけど、
あたしも悪かったよね。

反省します。



 
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