マンガみたいな事が起きました。*続*

お風呂から上がれば
渉の腕の中へ。


「ごめん、待てない」


言葉と共に唇が降りてきて、
それからお姫様抱っこで寝室へ。


いつもより焦ってるように見える。


それぐらいあたしを求めてるってこと?


だったら嬉しすぎるよ……



甘い悲鳴が響く。

こんな声、今まで出たっけ?


なんか、いつもより渉が熱情的だから……。


「その顔、そそる。
もっと虐めたくなる」


舌と指で翻弄され、
甘い波に覆われて溺れそう。


圧迫される身体が
仰け反るように反応して


あたしは意識を手放した。


「愛してるよ」


甘い囁きを受けながら……




< 61 / 423 >

この作品をシェア

pagetop