引き立て役よさようなら(番外編追加)
殴られたプロデューサーの怒りは収まらず
訴えるだの、この業界でやっていけなくしてやるなどの脅しを受けた。
そんな自分たちを助けてくれたのが今の事務所の社長だった。
flybyの音楽に惚れこんで、自分たちのやりたいようにやりなさいと言ってくれた。

その後あのレコード会社はなくなったらしい。
もともと小さな会社だったが・・・
どうしてなくなったか・・・その理由はわからない。

flybyはそれから1年後念願のデビューをはたし
今では日本を代表するバンドになった。


あれ以来達央が取り乱して切れることはなくなった。
あの事件が夢だったように・・・・

だけど・・・
尚也は妙な胸騒ぎを感じていた。

無事に終わってくれよ・・・・そう願うしかなかった。
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