漫画みたいな恋がしたい
「ただいま…」

玄関開けると母親が迎えた

「おかえり!あらっこまち!どうしたの?泥だらけじゃない」

母親は、手に持っていたタオルで肩をを拭いてくれた

「帰る途中で滑って転んじゃって制服汚れちゃった」

「そう…」

「お母さん…」

頬から涙が流れきた

「なぁに」

「ゴメンなさい…」

母親は気付いてたと思う。
転んだ訳じゃないって、でもそれ以上はなにも聞かずしゃがんで泥だけになったスカートを拭いてくれた。

「 だいぶ汚れ落ちたわね。ほら、着替えておいで残りは明日までに綺麗にしておくから、ご飯にしましょお父さん待ってるよ」

お父さん帰っていたんだぁ
きっとお母さんのびっくりした声聞こえたはずなのに…

「うん…」
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