Jewel Memory*2つ年下



「由紀乃ごめんね〜。

…‥…?

由紀乃?
聞いてる?」


あたしの目の前で揺れた手。




「え?!

あ、ごめんココ」



巳波のこと考えてて、
話しかけられてること気付かなかった。




じゃなくて!

あたし何考えてんの!?




そんなあたしの顔を見て、

大丈夫〜?

なんて笑ってるココ。



たぶん、

大丈夫。





* * *



苦痛な学校も終わりを告げて、


いつも通り未来の部屋でくつろいでる、あたし。



未来は勉強しつつ、

あたしはメールしつつ、

会話を交わす。



どっちが受験生だよ……。


一応、あたし。

じゃなくて。





放課後、また拓を待ち伏せしたまでは良かったけど…


アド聞くどころか、話しかけられないし〜。


またダメだった。




でも、ここ最近。


拓への気持ちに
あきらめ?がつき始めてる気がする。



もちろんその反面。

あきらめたくない
って思う自分もいるけど。




そーだ。


メールで相談しよ。



相手は───





あたしってば巳波のことばっかり。


この夜、拓のことをメールで相談した。





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