大嫌いから始まった恋
出会い
『はぁ…』
朝からため息だ。
何故かって?
それは隣に誰か分からない男がいるからだ。
それに、全く私は昨日のことを覚えていない。
隣の男は爆睡中。
『いや、今日は学校休みだけどさ。』
ぽつりとそう呟けばチラッとその男を見る。
その男は私の隣で爆睡中。。。
『意味が分からない…』
どんどん意味がわからなくなってくる。
いや、その前にまずこの男を起こそう。
うん。そうしよう。