花火
ガラガラガラ-
教室の扉が開く音がした。
それとほぼ同時に、たくさんの拍手の音が鳴り響いた。
「おめでとう。
悪いけど、廊下で聞かせてもらっちゃった。
最高なカップルじゃん!!」
数人の生徒のうちの一人がそう言った。
「サンキュ」
少し恥ずかしいような気もしたけど、僕は正直にそう言った。
「お前らなら大丈夫だ!!
何も心配はないよ?最高なカップルだもん」
僕と君は照れを隠せず、真っ赤な顔で立ち尽くしていた。