LOVEPAIN②

「お前も、幕の内で良かったか?」


その私の分のお弁当と、
ペットボトルの緑茶を、
鏡台の上に置いた



そして成瀬は、部屋の机に自分の分を置いた


ちゃんと見てないが、
それは私と全く同じ物みたい




私もそうだけど、
成瀬もそのお弁当に手を付けない



私は相変わらず無心でベッドの上で寝転んだまま、
成瀬の方へと寝返りを打った



成瀬は扉の近くの壁にもたれたまま、
床に座っている




私達の間に、全く会話がない



沈黙が続いてて、
お互いの吐く息の音がただ聞こえるだけ




< 61 / 476 >

この作品をシェア

pagetop