やっぱり愛おしい番外編〜亜梨菜Side〜【ファン限定公開作品:短編】(期間限定パスなし公開)
彼…絃次朗さんが嫉妬すると
どんな感じなんだろう?
なんて…思ってしまう私がいたりする。
…あっ、いけない…仕事中なのに。
ボーッとしてるのを
藤堂部長に見られたら怒られちゃう。
慌てて気持ちを切り替えた時
『…真山さん…ちょっといいかな?
一緒に資料探して欲しいんだ。』
私は後ろから声をかけられた。
「…はっ、はい!!」
ドキッとしながら椅子ごと振り向いた。
『…あっ、ごめん。驚かせたか?』
そこに立っていたのは
藤堂部長と同期で
昨年の私の指導係を務め
今でも時々指摘して下さる
この夏に昇進したばかりの主任だった。
「…あっ、いえ。大丈夫です。
お手伝いします。」
私は立ち上がると
主任の後についてオフィスを出た。