friend from infancy
「まーまー鶴野くん、そんなに怒ることないと思うけど?」
「庵瀬…」
ただ、あの子たちにイラついて…要のために怒った訳じゃない。
でも、逆に鶴野は何であんなに怒ってるんだろうか。
「未来」
「睦…?」
「ほら、ほら、席に座って」
「え、え?」
睦は、私の背を押して席に誘導する。
「庵瀬ちょっと待てよ!まだ、コイツに話終わってねーよ」
「うっさい。もぅ授業始まる時間」
「…チッわーったよ」