依存症人生1
大学2年 ひろ君の場合
大輔が地元に帰ってサヨナラして…

私には恋の自由が戻ってきた。

大輔が仲良くしてたTとは、
私も直接連絡とるほど
仲良くなってたので、ある日、
「誰か紹介してよ。」と言ってみたら
別に紹介ってわけじゃないけど
二人の男の子をよんでくれた。
そのうちの一人がひろ君だった。
3個下で、学校にも行ってなかったし
仕事もしてなかった。

やっぱり、地元の同級生の中では
悪い部類に入る男の子だった。

私は遊ぶごとに、かっこよくて
クールな彼に惹かれていった。

そして、一人で彼ん家に行って
初めて二人きりになった時、
結構、強引に押し倒されて
Hした。年下でも慣れてた。

付き合ってなかったんだけど…

私のことどう思ってるの?って
聞いたら、関係が終わっちゃいそうな
気がして…まだ、片想いで居たかった。

彼はマルボロを吸っていて、
その横顔がかっこよくて、
私は基本タバコは付き合い程度にしか
吸わなかったんだけど、
離れてる時間も彼と同じ空の下で
同じタバコを吸いたいなんて、
バカみたいな事考えちゃって…
1日4箱~吸い始めた。

手があいたら吸っては消し、
消してはつけ…
ひたすら吸い続けてれば、
どこかのタイミングで
彼がタバコを吸う瞬間と
重なるかな、なんて
そんな事に幸せ感じる
大バカだったんだ。
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