~天使ロード~

佐藤くんの温もり

「あーすまんが佐藤工
里中を保健室までおんぶって連れて行ってやってくれないか?

どうも足を吊ったみたいなんだが…」


「あぁ、いいっすよ」


佐藤くんの言った言葉が、私にしてみれば素っ気なく思えた。


ぎゃぁああ~


それより佐藤くんが私をおんぶするなんて聞いてないよ?


今聞いたばかりだよ?




恥ずかしい…

池治先生一体何考えてるの!

おんぶしなくても、肩担ぐだけでもいいし…
それに足吊っただけで保健室って行くべきことなのかな?




私の頬が赤面して、一気にピンク色に染まった。


あぁ…熱でもあるの?って勘違いされそう。




これはただ照れているだけなのに………





佐藤くんに照れているだけなのに………
< 112 / 293 >

この作品をシェア

pagetop