~天使ロード~

莉央からの贈り物

私はいつものように学校に行き、いつも通りの生活スタイルを崩さずに教室に入った。


「美桜…」


私は椅子に座って一息ついていると、工が声を掛けてきた。


「何?」


「笹倉、昨日転校したんだってな
美桜にはちゃんと別れを言いたかったって、泣いてた

何かあったのか?」


「ちょっと喧嘩しちゃって…」


「そうか、一応伝言伝えたからな」


「ありがとう」


工が去った後、私の涙腺はボロボロになりそうだった。



莉央が莉央が…



転校した・・・




もう会えないんだ…
ちゃんと別れも言えなかった。
沢山莉央と思い出作りたいとか言って、何も作れてない。




莉央はどんな気持ちだったんだろう…
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