やっぱり好き。
安心





ムクッ





隣で倒れてた小山くんが立ち上がった。





「キャッ」





私は急いで司の後ろに隠れた。





「こいつの存在完全に忘れてたわ。」





「...私も。」





「なぁ、お前麻里香のこと好きなのかよ?」





司に話しかけられて一瞬ビクッとした小山くん。





「さ、最初は利用しようと思った。司に復讐しようと思って。」





「俺に?」





私も司も小山くんが言ってる意味がさっぱり分かんない。





「でも噂で麻里香ちゃんのことを聞くにつれて、惹かれていった。この気持ちは嘘じゃない。だからもし振られたら襲ってやってお前が傷つく顔が見たかったんだよ。」





「さっきから俺が何かしたみたいな言い方だけど、どう言うことだ?」




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