ハンズ
ベッドを挟んで千尋の対面に腰を下ろし、千尋のコロコロとよく変わる優しい表情を見つめた。

「そう。
先週、一緒に流星群を見ようって言う約束。
マサミ君のとっておきの場所で…

すごく楽しみにしてたのよ。
祥子さんにも、許可を取ってあったのに…」


時折 窓際のカーテンが揺れ、弧を描くように千尋の細い身体を包み込む。
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